こんやは天然灰汁発酵建ての藍にこだわっています。
藍は大地の恵みの感謝の気持ちと縁起を担いで、藍農家の方は種まきは3月の大安に種まきを、刈り取りも大安、寝床に水打ち作業の初日も大安、それを京都に送っていただく日も大安に、私たちが藍を仕込むのも大安、初染めも大安の日を選んで行っています。
「大地の恵みを大切にしろ」という教えの中で、天皇陛下が田植えや稲刈りをされる時に手袋をされないように、お米一粒も残さず食べるように、大地のそれと一緒で私たちも藍に敬意を払って手袋をせず素手で行っています。
3月の種まきからはじまり、苗床に移し、刈り取り、ムシロで乾燥させ、寝せ込み 水う切り返し、通し、1年間手間暇をかけてできあがる蒅を使わせていただく事への感謝です。
そして今では国選定の藍農家さんは3軒ぐらいになってしまいました。
次回へつづく…